ベルトで大きく削れるので磨きだけでなく、形状を整え(作る)、寸法を出すことができます。
もちろん、その後に鏡面まで仕上げることも出来ます。
理美容ハサミの触点を作った後、仕上げ研磨
鍛造品などのように表面がバリ等で粗い品物、部分的に形状が崩れている品物は一端、研削を行い表面を滑らかにした後、形状・寸法を出さなければなりません。
その後、形状が決まった段階で、磨きにより客先要求粗さまで仕上げます。
例えば、エンジン内部のコンロッドは精密なエンジン部品ですので高精度が要求され、限界精度誤差0.05mm以内という僅かな寸法誤差しか認められておりません。
コンロッドは実際に当社で継続的に請け負っており、納品先にて厳密な寸法チェックが行われますが、NGとなるのは極僅かです。
当社の形状づくりに関しては、2通りのパターンがあります。
- お客様の指定サンプル、図面の寸法に従い形状を作る。
実は図面による寸法指定の切削研磨を手作業で行えるところは、全国でみてもそれほど多くはありません。当社では高い寸法精度で研磨可能です。
- お客様との打ち合わせにより、何パターンかのサンプルを作り、形状を決める。
同じ鍛造生地をもとに、複数の形状作りを行い、お客様に提案します。
お客様は競合他社製品との差別化などを踏まえて最終形状を決定します。