仕事を依頼するにあたり知っていただいた方が打合せがスムーズになると思われる豆知識を紹介しております。不定期で随時追加していきます。
研削と磨きの違い
磨き
磨き(バフ・ペーパー・砥石等を使用)=品物の形状を崩さず、指定された面粗さに仕上げること。
例えば、ツヤ(光沢)を出す、ヘアライン仕上げ、#○○に仕上げる等
削り(研削研磨)
研削(ベルト、砥石などを使用)=品物の粗い表面、バリ等を削り、滑らかにし形状を整え、寸法を出す。
その後に磨き工程(ベルト・バフ等を使用)があり、表面を光らせます。
鍛造(火作り)生地からサンドペーパーで形を整えていく研磨方法であり、磨き研磨のみに比べて工数が増えます。
表面が比較的に粗い鍛造(火作り)に由来する磨きです。
NC代わりに手作業で試作品を作れる。
一口に400番仕上げといっても研磨材により、表面状態・仕上がりは全て異なります。
- 砥石の400番仕上げ ※光沢なし
- サンドペーパーの400番仕上げ ※光沢なし
- ベルトの400番仕上げ ※光沢なし
- 乾式研磨材の400番仕上げ(白棒等) ※光沢可
- ダイヤモンドペーストの400番仕上げ ※光沢可
表面粗さを指定する場合は Ra、あるいは Ryにて指定いただいた方が正確な表面状態となります。